友人の結婚式にて長渕剛「乾杯」
こんばんは。ジャンガです。ジャンガって言って分かるかな?笑
最近の近況を報告したくブログ書きます。
私事で恐縮ですが、先日は高校の時の友人の結婚式のため、元町中華街に行ってきました。
余興で長渕剛の乾杯を歌う事をお願いされたため、ギターを持って行き(弾けないためエアギター笑)、歌わせて頂きました。外見も長渕らしく、サングラスにタンクトップで(笑)。皆肩を組み合い乾杯を歌う。盛り上がって良かった!
君〜に幸〜せあれ〜♩
カラオケで何回も練習した甲斐がありました。
大好きな長渕剛をこうやって皆の前で歌いながら友人の結婚を祝福出来るって最高だな〜と感じました。
そして長渕剛の曲を高校の時に学校でよく一人で歌ってたからこそ、このような機会を頂けたのだなと思います。
感謝ですね〜新郎、新婦にも
長渕にも〜
そんな良い1日でした。
ニッチク君がゆく 第七回 平山三紀の世界
こんばんは。ニッチク君です。
不定期連載「ニッチク君がゆく」第七回目は「平山三紀の世界」と題し、私が敬愛するフェメール・シンガー平山三紀さんについて少し。
平山三紀は銀座メイツで後のトワ・エ・モアに参加する山室恵美子と共に出演していたところを、日本コロムビアの渥美章ディレクターに見いだされました。そして、渥美に紹介され彼女の歌声に惚れこんだのが筒美京平でした。
1970年に橋本淳と筒美京平による「ビューティフル・ヨコハマ/さよならのブルース」でデビュー。
橋本=筒美作品でいしだあゆみが歌った「ブルー・ライト・ヨコハマ」の延長線ともいえる作品ですが、ダイナミックなブラスやリズムアレンジに新しい時代の歌謡ポップス、筒美京平サウンドの芽生が見られます。
そして、1971年に発表された「真夏の出来事」は、チャートの5位に上昇するヒットとなり、彼女の代表曲であるばかりでなく、日本ポップスの金字塔的作品です。
イントロから続く一定のフレーズを繰り返すベース、細かいハイハットを刻みながらグルーヴ感を醸し出していくドラムス。一定のリズムを打つパーカッションや間奏に登場するストリングス。そして、そこに絡む気だるい平山三紀の歌声。「シュープリームスのような感じの曲にしたい」という筒美京平の提案をもとに作られたモータウン・サウンド的な楽曲ですが、従来の「歌+伴奏」という定義を飛び越え、リズム・セクションやコーラス、オーケストレーションといったアレンジやレコーディング時のエフェクト効果などが歌声と一体となった「サウンド・プロダクション」の完成形ともいえます。
平山三紀は「真夏の出来事」以降も橋本=筒美の組合せで数多くの楽曲をコロムビアで発表しています。
ホンキー・トンク風なピアノを採り入れたラグタイム/ディキシー調な「フレンズ」。アップテンポでスケールの大きな歌唱を聴かせる「ノアの方舟」。コロムビア最後の作品であり、アップテンポのロック調ナンバー「恋のダウン・タウン」などなど。「三紀ちゃんには同じパターンの曲を続けることはしない」と標榜していた橋本=筒美コンビ。作品ごとに次々と新たなアイディアが飛び出してきます。
平山はコロムビアを離れた後はCBSソニーへと移籍し、フィリー・ソウル的な「熟れた果実」や「恋のダウン・タウン」や郷ひろみ「恋の弱味」と同路線のロック・ナンバー「真夜中のエンジェル・ベイビー」、作詞に荒井由実を起用した「やさしい都会」など、引続き筒美京平作品を歌っていきます。
また、ワーナー・パイオニアへ移籍後は演奏に坂本龍一が参加した名曲「マンダリン・パレス」をリリース。ビクター移籍後は名前を「平山みき」と改め、近田春夫プルデュースのもと「鬼ヶ島」を発表し、新しい世界観を作り出していきます。
2016年には「真夏の出来事」をザ・サーフコースターズと共に新に録音するなど、現在でも変わらず活躍を魅せる平山三紀。
昭和歌謡に少しでも興味のあるかたは、平山三紀の世界を是非一度味わってみてください!
長くなりましたが、本日はここまで。では、また逢う日まで。
ニッチク君がゆく 第六回 スーパー・ジェネレイション
こんばんは。ニッチク君です。
不定期連載「ニッチク君がゆく」第六回目は、雪村いづみがキャラメル・ママと共に残した不朽の名盤「スーパー・ジェネレイション」について。
雪村いづみ スーパー・ジェネレイション 1974 オリジナル品番:ALFA-1001
雪村いづみのデビュー20周年記念として、村井邦彦率いるアルファから自主流通盤として発表されたアルバム。後にコロムビアへライセンスされ、幾度のLP・CD再発がなされています。
日本を代表する大作曲家である服部良一作品の数々を、キャラメル・ママ(細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆、林立夫)の多様なリズムのバックにのせ歌い上げています。
キャラメル・ママは南沙織やアグネス・チャンのバックなどもつとめています。後に同バンドはティン・パン・アレイへと発展し、1977年にはいしだあゆみと「アワー・コネクション」という名盤を残しています。正に日本版マッスル・ショールズといったところでしょうか。
さらに、本編のホーンとストリングスアレンジを務めたのは服部良一のご子息である服部克久。アルファ代表の村井邦彦もオーバーチュア「序曲(香港夜曲)」のアレンジを担当しています。
戦前から作曲家として活躍した服部良一。スウィング、ブルーズ、ブギウギ、タンゴ、ルンバといった諸外国のリズムや流行を日本の大衆音楽界に巧みに取り入れ、数多くのヒット・名曲を生み出してきました。エキゾチックかつ、ときにユーモラス、ときには誰もの琴線に触れる美しいメロディーの数々は、時代を越えて、そこに「モダン」な空気を湛えています。
本作の主役である雪村いづみは、昭和28年にデビュー。パワフルにスウィングする卓越した歌唱力で、邦洋問わず数々のヒット曲を生みました。美空ひばり、江利チエミらとの「三人娘」としての活動でもよく知られています。
歌手デビュー20周年ということで、本作では持ち前のパワフルな歌唱に加えて、情感を漂わせる歌声で、服部良一作品を74年という時代に甦らせています。
歌謡曲からニューミュージックへの過渡期、ロック、ジャズ、ポップス、そして歌謡曲といた世界が接近しあった時代(日本においては、そもそも渾然一体となっていた感もありますが)には、数十年経った今においてもリアリティを持った音楽が数多くありますね。
雪村いづみ スーパー・ジェネレイション 1974
1. 序曲(香港夜曲) 作曲:服部良一
2. 昔のあなた 作詩:山上路夫/作曲:服部良一
3.ヘイヘイブギー 作詩:藤浦洸/作曲:服部良一
4.バラのルムバ 作詩:村雨まさを/作曲:服部良一
5.銀座カンカン娘 作詩:佐伯孝夫/作曲:服部良一
6.東京ブギウギ 作詩:鈴木勝/作曲:服部良一
7.胸の振子 作詩:サトウハチロー/作曲:服部良一
8.一杯のコーヒーから 作詩:藤浦洸/作曲:服部良一
9.蘇州夜曲 作詩:西條八十/作曲:服部良一
10.東京の屋根の下 作詩:佐伯孝夫/作曲:服部良一
あなたのお手元にも是非一枚。名盤紹介は続きますが今日はここまで。では、また逢う日まで。
ニッチク君がゆく 第五回 球体の奏でる音楽
こんばんは。ニッチク君です。
不定期連載「ニッチク君がゆく」第五回目は唐突ですが、小沢健二「球体の奏でる音楽」について少しだけ。
球体の奏でる音楽 小沢健二 1996
小沢健二についてはほとんど無知なのですが、このアルバムは90年代以降の日本の音楽シーンに疎い私もときどき聴きたくなる素敵なアルバムです。
渋谷毅の「一耳惚れ」のピアノに、川端民生のウッドベースと木村"キムチ"誠のパーカッションが軽やかなノリを作っています。小沢健二の独特な音程感のボーカルと字余りな歌詞が不思議なぐらい気持ちよく響いてきます。
東京スカパラダイスオーケストラのメンバーや岡沢章が参加したカリプソ~ラテン風味の「すぐに会えるかな?」や朝川朋之のハープが美しい「旅人たち」もいい曲ですね。
こじんまりとまとまったアルバムですが、ゆったりとした時間が流れる名作です。皆様もお手にとってみてくださいまし。
「球体の奏でる音楽」
ブルーの構図のブルース
大人になれば
Alé?
ホテルと嵐
すぐに会えるかな?
旅人たち
球体の奏でる音楽
みんなで練習を
ときどき、アルバム紹介も挟みつつ、だらだらと書き続けていこうかと。では、また逢う日まで。
ニッチク君がゆく 第四回 お色気を求めて
こんばんは。ニッチク君です。
不定期連載「ニッチク君がゆく」第四回目は「お色気を求めて」と題して、官能的な歌謡曲の世界を少しだけご紹介。
ひとつひとつ挙げていけばキリがなく。私が近頃グッときているものを数曲ばかし並べてみます。
1) 愛の花園(ジュ・テーム)/ひろみ麻耶 谷口香織 1975
作詞:杉紀彦/作曲:S.Gainsbourg/編曲:萩原秀樹
ひろみ麻耶と谷口香織は日活ロマン・ポルノで活躍した女優。本曲は日活ロマン・ポルノ女優が総結集した「エロスのあまい囁き~おんな不貞寝の子守唄」に収録。ジェーン・バーキンとセルジュ・ゲンスブール「Je T' aime... Moi Non Plus」(1969)のカヴァー。
ひろみ麻耶の歌唱に、谷口香織の吐息ロリータ・ヴォイスが絡みつく悩殺ソング。
2) 可愛い悪魔/渥美マリ 1970
作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
大映作品で活躍し、大映レコードから本曲でデビュー。橋本-筒美という最強コンビの作品。過度なお色気はありませんが、小悪魔的でコケティッシュな魅力に溢れた良曲です。The Turtlesというバンドの「Elenore」(1968)という曲に似ているというお声もありますが、筒美作品はそこらへんも醍醐味です。
3) そして二人はラ・ラ・ラ/フラワー・メグ 1971
作詞:春名美幸/作曲:池野成秋/編曲:池野成秋
NET『23時ショー』では、パンティー1枚で流行歌を歌ったというフラワー・メグ。女優としても活動していましたが、活動期間は短く72年には結婚を機に芸能界を引退。本曲はデビュー曲のB面。男女がベッド・インするまで場景が描写されていくものの、肝心なところは「ラ・ラ・ラ~」。うーん、想像をぐんぐんかきたてるお色気度高めの名曲。A面も含め、非常に完成度の高いソフトロック歌謡の傑作です!
てなわけで、昭和の歌謡曲をムシャムシャと齧っていると、どことなく漂ってくる「お色気」の薫り。クンクンと嗅ぎながら叢を掻き分けて行けば 、そこには素晴らしき花の世界が広がっておりました。ときには刺や毒もありますが、おおらかな包容力も併せ持つ魅惑的な歌謡曲の世界。あなたも是非ご堪能あれ。
色は移ろいやすく、私の趣向も明日はどちらへ向くのやら。では、また逢う日まで。
SMAPを見続ける日々
どうも。管理人のあやねです。
最近ついにこれを手に入れてしまいました!
Clip! Smap! コンプリートシングルス(初回生産分) [Blu-ray] | |
using あまらく |
Clip!SMAP!コンプリートシングルス
やっぱり90年代から現代を語るにはSMAPは基礎教養だと思い、購入しました。
普段はあまり画質とか気にしないのですが
ここぞとばかりにブルーレイ版を買いました。
感想:最&高
最初の頃の映像なんて80年代テイストバリバリなのに
94年頃から急に楽曲も風貌も洗練されていて
近年の楽曲も円熟味が出て本当飽きないです
私の本業は映像編集なのですが
25年の映像の進化をまとめた資料としても優秀・・・!
個人的には「smac」と「華麗なる逆襲」、「ユーモアしちゃうよ」のPVがおすすめです。
最後は完全な余談なんですが
今後、SMAPみたいな一人一人のキャラクターがファンでなくても
認知されるアイドルグループって出てくるんですかね。
認知されているからこそSMAPって個人でのCM出演が多かったわけなんですが、
最近いろいろ調べてたらこのCMは驚いた!
最近の管理人はこんな感じでーす
ニッチク君がゆく 第三回 長谷川きよしについて
こんばんは。ニッチク君です。
不定期連載としておきながら、連投気味な本企画ですが、まっぴら御容赦願いましてお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。
さて、「ニッチク君がゆく」第三回目は、私が昨年末より密かに夢中になっている「長谷川きよし」について。
「名前は知ってるけど曲は聴いたことがない」
そんな歌手やバンドがいくつかあります。ただ聴く機会がないものもあれば、アーティストイメージが先行し音を聴く前に興味を失ってしまうこともあります。
長谷川きよしについては、恐らく前者の理由で長年素通りをしてきた歌手の一人です。
彼の音楽との出会いは、ふと手にとった彼の企画盤「恋愛専科」(2016)を聴いたとき。ギターの上手さ、表現力の多様さ、そして彼のソウルフルな歌声に心を鷲掴みにされる思いを味わいました。
「長谷川きよしについて」と書き出しましたが、バイオグラフィカルなストーリーについては、昨今ネットを繙けば容易にお調べいただけますのでバッサリ割愛。
かといって彼の音楽について、不勉強かつ感性が乏しい私が何を言っても始まらない(ミもフタもなく恐縮ですが)ので、私の気に入ったアルバムをいくつかご紹介。
※タイトル横はオリジナル品番と発表年、()内は再発品番と発売年となっています。
1) 恋愛専科 CDSOL-1714 2016年
私と長谷川きよしとの出会いの1枚。タイトル通り、ラブ・ソング集。スタジオ・ライブ録音が入り交じっていますが、彼を知る上ではこれが最適だと思います。
オリジナル曲やシャンソン、カンツォーネなど縦横無尽に様々な音楽を歌い上げる長谷川きよし。ギター一本での弾き語りから、強力なミュージシャンと共に作り上げたバンド演奏。隅々まで彼の魅力が詰まった好企画盤。
2) あるばむ 7 FX-8617 1974年(TEH8 2012年)
タイトル通り彼の7枚目のアルバム。津村昭氏のプライベート・スタジオでのライブ録音。
小編成のストリングスと二本のフルート、ベースとパーカッション、マンドリンやバンジョーというアコースティックな編成。奏者として参加している玉木宏樹による柔らかな編曲にうっとりとします。
荒井由実「ひこうき雲」や加藤登紀子とのデュエット「灰色の瞳」など選曲も素晴らしい。
リラックスした雰囲気の中にも、ぐっと力強く歌い上げる「裸馬」には痺れます。
3) After Glow MR-3026 1976年(TECH22421 2014年)
彼の9枚目のオリジナルアルバム。前作「街角」では、細野晴臣や鈴木茂などのティン・パン・アレーの面々や高中正義など数々のスタジオ・ミュージシャンと共に新たなバンドサウンドを作り上げた彼ですが、今回は乾裕樹を中心としたメンバーで洗練されたアーバンなサウンドを聴かせます。
どのアルバムでも様々な音楽を取り上げ、振り幅の広さというか、バックグラウンドの豊かさを感じさせる長谷川きよし。前作~今作は、自作曲を中心に所謂ニューミュージックへの長谷川きよしなりの回答のような内容となっています。
Light Mellowな作風は昨今再評価が著しいですが、そんな時代だからこそ再び愛されるべき作品だと思います。
さて、長々と駄文を連ねましたが、とにかく長谷川きよし聴いてみてください!ここが一番書きたかったことですのよ。お伴としては珈琲が合います。
とりとめもなく、この連載まだもうちょっと続きます。では、また逢う日まで。