読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

平成生まれが昭和・90年代を語る会「語るブログ」

平成生まれが昭和・90年代を語る会のメンバーがそれぞれに愛を語るブログです。

ニッチク君がゆく 第三回 長谷川きよしについて

ニッチク君 フォーク・ニューミュージック

こんばんは。ニッチク君です。

不定期連載としておきながら、連投気味な本企画ですが、まっぴら御容赦願いましてお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。

さて、「ニッチク君がゆく」第三回目は、私が昨年末より密かに夢中になっている「長谷川きよし」について。

f:id:showaheisei1989:20170117233531j:plain

「名前は知ってるけど曲は聴いたことがない」

そんな歌手やバンドがいくつかあります。ただ聴く機会がないものもあれば、アーティストイメージが先行し音を聴く前に興味を失ってしまうこともあります。

谷川きよしについては、恐らく前者の理由で長年素通りをしてきた歌手の一人です。

彼の音楽との出会いは、ふと手にとった彼の企画盤「恋愛専科」(2016)を聴いたとき。ギターの上手さ、表現力の多様さ、そして彼のソウルフルな歌声に心を鷲掴みにされる思いを味わいました。

「長谷川きよしについて」と書き出しましたが、バイオグラフィカルなストーリーについては、昨今ネットを繙けば容易にお調べいただけますのでバッサリ割愛。

かといって彼の音楽について、不勉強かつ感性が乏しい私が何を言っても始まらない(ミもフタもなく恐縮ですが)ので、私の気に入ったアルバムをいくつかご紹介。
※タイトル横はオリジナル品番と発表年、()内は再発品番と発売年となっています。

1) 恋愛専科 CDSOL-1714 2016年

f:id:showaheisei1989:20170117233548j:plain

私と長谷川きよしとの出会いの1枚。タイトル通り、ラブ・ソング集。スタジオ・ライブ録音が入り交じっていますが、彼を知る上ではこれが最適だと思います。
オリジナル曲やシャンソンカンツォーネなど縦横無尽に様々な音楽を歌い上げる長谷川きよし。ギター一本での弾き語りから、強力なミュージシャンと共に作り上げたバンド演奏。隅々まで彼の魅力が詰まった好企画盤。

2) あるばむ 7 FX-8617 1974年(TEH8 2012年)

f:id:showaheisei1989:20170117233601j:plain

タイトル通り彼の7枚目のアルバム。津村昭氏のプライベート・スタジオでのライブ録音。
小編成のストリングスと二本のフルート、ベースとパーカッション、マンドリンバンジョーというアコースティックな編成。奏者として参加している玉木宏樹による柔らかな編曲にうっとりとします。
荒井由実ひこうき雲」や加藤登紀子とのデュエット「灰色の瞳」など選曲も素晴らしい。
リラックスした雰囲気の中にも、ぐっと力強く歌い上げる「裸馬」には痺れます。

3) After Glow MR-3026 1976年(TECH22421 2014年)

f:id:showaheisei1989:20170117233611j:plain

彼の9枚目のオリジナルアルバム。前作「街角」では、細野晴臣鈴木茂などのティン・パン・アレーの面々や高中正義など数々のスタジオ・ミュージシャンと共に新たなバンドサウンドを作り上げた彼ですが、今回は乾裕樹を中心としたメンバーで洗練されたアーバンなサウンドを聴かせます。

どのアルバムでも様々な音楽を取り上げ、振り幅の広さというか、バックグラウンドの豊かさを感じさせる長谷川きよし。前作~今作は、自作曲を中心に所謂ニューミュージックへの長谷川きよしなりの回答のような内容となっています。

Light Mellowな作風は昨今再評価が著しいですが、そんな時代だからこそ再び愛されるべき作品だと思います。

さて、長々と駄文を連ねましたが、とにかく長谷川きよし聴いてみてください!ここが一番書きたかったことですのよ。お伴としては珈琲が合います。

とりとめもなく、この連載まだもうちょっと続きます。では、また逢う日まで。